温暖化対策をもっと積極的に!

最近の異常気候超大型台風異常高温干ばつ洪水などによる大災害は
この地球温暖化によるものだと言われています。
もう地球のどこにいつ災害が起こるかもしれない異常事態ですよね。

温暖化の原因

地球温暖化は、二酸化炭素(CO2)などの大気中の濃度が増加することで起こるとされています。
このCO2は、主に化石燃料(石炭、石油など)を燃やすことで発生します。

だから温暖化防止のためには、CO2を減らすことが必要になります。

温暖化防止のためには!

温暖化防止のための国際的な約束に当たる「パリ協定」が来年始まります。

先日その協定のプレ活動として9月23日「気候行動サミット」がニューヨーク国連本部で開催されました。
77カ国が温室効果ガスを2050年までに実質ゼロにするという目標です。

スエーデンの少女グレタさん16才の訴えがメディアで取り上げられ、涙ながらに地球のことを真剣に
訴えている姿に日本人はどう受け止めたでしょう?

日本も女子学生の一人が、先頭になってこの訴えを指揮していたのをTVで目にしましたが、
実際温暖化被害を受けるこれからの世代にかかわる問題ですから
もっと沢山の若い人達がこういう問題に真剣になって取り組んで欲しいと思います。

アマゾン森林火災は何故?

又、最近アマゾン熱帯雨林において、広範囲に及ぶ火災による森林破壊が起きています。
過去1年でブラジルの森林火災は80%増加しており、
アマゾナス州に住んでいる18,000人以上の先住民のムラ族が
一日一日と破壊が進んでいく様子を目の当たりにして、様変わりしていく土地に悲鳴をあげています。

アマゾンのこの火災のほとんどは、木材伐採者や牧場主が故意に始めたものと言われ、
大規模な畑や放牧地を作るために、森を焼き払うことがおこなわれています。
土地の開拓が必要なブラジルの牛肉農家にとってのビジネスのために森林が破壊され、
先住民の土地がなくなっていき侵略され、
牛肉は家畜の温室効果ガス排出量の41%を占めており、地球温暖化の要因にもなっているのです。

しかも現職のブラジル大統領であるジャイール・ボルソナーロ氏は保護区の開発を呼び求めている有様、
環境保護の立場にある者たちはこの大統領を批判しています。

日本としては~

温室効果ガス 排出量世界2位である米国のトランプ大統領はパリ協定からの離脱を表明しているし、
ロシアに次ぐ排出量5位の日本ですが、1997年に京都議定書を取りまとめ温暖化対策を先頭を切ってやっているように見えた日本はこの先どう対応していくのか?

温室効果ガスを2050年までに実質ゼロにするという目標からはかなりかけ離れているようですし、石炭火力発電への依存も世界から避難を受けています。

私たちが温暖化防止に少しでもできること

家庭でも個々人が温室効果ガス排出量の削減を少しでもできるように、工夫が求められます。

  • 食品の購入には、できるだけ地産地消のものにする。
    地元の食品は、安全でおいしいだけでなく省エネです。
    というのは、遠方で作られたものは輸送に大きなエネルギーを要しますし、ビニールハウスを利用した栽培も、 生産に多くのエネルギーを要します。
  • プラスチック製品をできるだけ使用しない。
    買い物にはマイバッグを持って行く。
    プラスチックが燃やされると、温室効果ガスが発生し、使い続ければそれだけ気候変動を進めていくことにつながります。
  • 電気ポットのプラグを抜くことや、家電の買い替え時は省エネ製品を選ぶ。
    実際私は電気ポットは使っていませんし、最近テレビを買い換えましたが、電気料金が2割ほど下がりました。今の家電って省エネ度がすごいですね。
  • できるだけ電気使用量を抑えるため、エアコンの設定温度を1度下げる(暖房時)。1度上げる(冷房時)。 
  • 食べる肉の量を減らすこと。 私たちができるのは世界の酸素の20%を生み出すアマゾンを保護することです。私は乳製品、牛肉、豚肉は現在食べていません。

このように、個人一人一人では小さな積み重ねですが、地球温暖化の防止に必ず役立ちます。
この地球で暮らしていく以上、少しでも温暖化を食い止める努力を惜しまない心がけが大事だと思います。未来の子供たちのためにも!

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